2012年9月19日水曜日

ZAMBIKES in Lusaka (ザンビア訪問記その1)

去る9月上旬、ザンバイクス・ジャパンのメンバーがザンビア現地を訪問しました。

これから数回にわたり、「今」のザンビアのリアルな状況とZAMBIKESの活動をこのブログでご紹介して参ります。



まずは、ザンビアの首都、ルサカ中心部にあるZAMBIKESのオフィスから。


ここは、ZAMBIKESのもう一つの主力商品群、鮮やかな黄色いスチールバイクや自転車用カート(Zamcart)、そして病人を載せて運ぶ救急自転車(Zambulance)等の販売事務所となっています

ちょうど我々がオフィスを訪れている間にも、airtel(ザンビアを始めアフリカ諸国で急激にシェアを伸ばしているインド系携帯キャリア)のマネージャーが、Zamcartを1台購入していきました。



ザンビアでは、まだまだ公共の交通機関が整備されていません。タクシーさえ、街中ではほとんど走っていません。
確かに、ルサカ中心部では多くの自動車が走っており、朝夕やランチタイムには大渋滞にもなりますが、それでもほとんどの一般の人々は自家用車を持つことができません。
ZAMBIKESは、会社として古いピックアップトラックや輸送用のトラック等を持っていますが、ZAMBIKESメンバーには、自家用車を持っている人はいません。

ルサカにおける庶民の足は、自転車の他には、ブルーと白に塗られたワゴン車使った乗り合いバスしかありません。


しかし、乗り合いバスでは、大きな荷物は運べません。大きな荷物を運ぶためにも、ザンビアではやはり自転車がとても重要な役割を担っています。
自転車がなければ、大きな荷物はリヤカーで運ぶしかないのです。



我々がZAMBIKESの社用車で移動している最中にも、交差点で偶然ZAMBIKESのスチールバイクに乗った地元ユーザーをみかけました。


ちなみに、写真の後ろに写っているのは、ルサカで(ということはザンビアで)一番高いという、古い官公庁ビルです。
近年、いくつかショッピングセンター等もできてきているルサカ市内ですが、まだまだ高層ビルが建つという段階ではないようです。


実際、ルサカ市内や郊外へ向かう路上では、とても多くの自転車(ほとんどは古い実用車的な形状の自転車)を見ることができます。これには、ザンビアがアフリカ諸国の中でも最も平和で治安の良い国といわれていることも関連しているのでしょう。

街中のあちこちで、露天の自転車修理屋さんもみかけました。



つづく…

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